小阪淳
《疎通》 2013年
こちらは、朝日新聞10月28日朝刊に掲載され、「新聞で誤植?」と一部で話題になっていた「作品」。
読めそうで読めないもどかしい「文面」と、何故か不気味さを掻き立てられるフォト。
ネコノヒゲは……ムンクの「叫び」の前に立った時に近い、ひやりとした戦慄が走りました。
封印したはずの感情が、慄きとなって画面の奥から滲み出てきてしまったような。
そして、次に「解読したい」というワクワク感が(……例の本っぽいですものね)。
こちらの作品に関しては、様々な憶測・解釈が飛び交いました。
しかし製作者の小阪淳様曰く「個々に感じた感想が、答え」なのだそうです。
御覧になった方、どのような感想をお持ちになったでしょうか……。