恋愛: ニュートラル向け

《お願い》

 

こちらは、 LGBT/GLBT他、セクシュアル・マイノリティーに関する記事です。

 

何卒御理解の上、御覧頂けましたら幸いです。

 



 

「男性とは…」「女性とは…」

恋愛話に必ずと言っていいほど出てくる枕詞。

 

「男って……」「女って……」とか、

 

「男性とは……である」「女性とは……である」の類。

 



 

あくまで一般論であり、通常は特に気にならないのですが。

 

時折、素直に賛同し難い、あるいは不快に感じるシーンもございます。

 

それは、このタイプの言い回し。

 

 

「男(or女)とは○○である存在。だから□□すべき」

 

「女性(or男性)は△△だから、男性(or女性)の方が偉い」

 

「お前は男(or女)なんだから、××しろよ」

 

「◇◇できない奴は男(or女)じゃない」……etc.

 

 

「まあ、確かにそう見る傾向も多いかもね」と受け入れる余地はあったとしても。

 

頭ごなしに決めつけられると、ジャンル問わず無性に反発したくなる、困った性分も持つネコノヒゲ。

 

相手の発言が偏向気味と受け取れる時に、この反骨スイッチが入りやすい自覚はございますので、日常は「こういう判断基準を持つ方なんだよね」と何とか咀嚼し、極力議論を回避してはいるのですが。

 

お酒の席などで、双方のガードが緩み、相手の発言が極端になってきた時が最も危険。

 

だって、咀嚼中ではあっても飲み込んでいない訳ですから、

 

「いや、その二枠だけで行動決められるほど、人間って単純な生き物じゃないのでは??」

 

と、つい反論してしまい、大喧嘩に発展するという経験もちらほら。

 

(※現在はもう少し大人対応になりましたよ……多分……でも、酒類を提供する接客業には最も不向きな性分ですね)

 

しかし、こういう状況に陥った時、高確率で

 

「お前は男(or女)のくせに、全然分かってない!」

 

と、火に油を注いでくださるのには、心底閉口します。

 

お酒の席は和やかな方が楽しいものです。

 

 

決裂時は大抵ぷりぷり怒っていますが、実は後で、毎回一人反省会も開催します。

 

感情的な部分は割愛した上で、相手の主張を冷静に分析してみると、恋愛観の差以前に、ジェンダーに対する括り方が、対峙相手とネコノヒゲでは、結構違いがあるのかな?……と感じました。

 

これは、口論の回数を重ねるにつれて、徐々に明確になってまいりました。

 

 

しかし、元来口下手な性分。

 

この違いを、言葉だけで説明するのは難しいので、イメージ図にした上で解説してみます。

 

  ↓

 



個別のポジション

図にしてみると。

 

過去お会いした方々の、ジェンダーに対する認識は、比較的このように感じられました。

 

注: ここでは、服装・メイク・体型・年齢等、個人の嗜好による外見は含みません

 

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で、ネコノヒゲの感じているイメージは、こんな風。

 

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これは、「ジェンダーを確認するための目」。

 

「ニュートラルアイ/NEUTRAL EYE」と名付けて利用しています。

 

でも、このままだと抽象的過ぎですので、少し加筆して解説を。

 

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《ポジションの見つけ方》

 

上下左右は特に決めていませんが、便宜上こちらのイメージ図の位置を元にご説明します。

 

ちなみに、赤/青ライン上は「ニュートラル=中立」ゾーンです。

 

@身体的ポジション (赤のライン)

 

赤の線上(左右)で、身体的ポジションを確認します。

 

左← 男性 … 女性 →右 になります

 

A自認ポジション (青のライン)

 

青の線上(上下)で、自認ポジションを確認します。

 

上↑ 男性 … 女性 ↓下 になります

 

B個別のポジション (赤と青の延長上の交差)

 

@とAを、円の中にあるガイドラインに沿って辿り、交差する所が、現在の立ち位置です。 
(※赤/青のライン・ガイドラインは踏んでいてもいなくても構いません)

 

※身体・自認とも男性的であれば、図の左斜め上、女性的であれば右斜め下になります

 

 

 

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上の例なら、

 

@身体 → 男性寄りのベース+女性的要素を若干含む

 

A自認 → 女性寄りのベース+男性的な要素が強め

 

という個性の方、ということですね。

 

 

ポジションの見方が明確になったら、次の確認に進みます。

 

    ↓



パートナーのポジション

※ 只今作成中です。今しばらくお待ちくださいませ。

「中立の目」

ネコノヒゲの経験上、今の所「ニュートラルアイ」にポジションのない方はいらっしゃいません。

 

また、身体と自認のポジションがうまく整合しにくい「ゆらぎ」等の様々な事情で、立ち位置が多少変わることもございます。

 

……でも、変わっても全然良いと思います。

 

同じ円の中で、ちょっとポジションを変えて充実した人生を送れるなら、位置がどこであろうと大した問題ではないのでは。

 

(周囲の方々の理解を得るためには、相当の時間と労力がかかる場合も多々ございますが……)

 

「自分の理解出来ない相手を視野から排除する」のではなく、「『中立の目』のどこに位置するのかを認識する」

 

その上で、「人間」という同じ円の中に存在する者同士、互いの権利を認め、より幸福になるための配慮をし合う。

 

そんな「中立の目」を持つ方々が一人でも多くなれば、とネコノヒゲは願っているのです。

 

 

……という主旨を口論相手に伝えたかったのですが、言葉だけでは全く伝わらず()

 

 

ネコノヒゲが言いたいことを積み上げているのと同様、対峙相手の方々も人生経験に基づく持論があるとは思います。

 

でも、イメージ図が完成したので、次はこの「NEUTRAL EYE」を提示しつつ議論してみます。

 



 


 
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