MUTHU ムトゥ 踊るマハラジャ
《MUTHU ムトゥ 踊るマハラジャ》
1995年公開(1998年日本公開)
製作国=インド
監督・脚本=K.S. ラヴィクマール
時間=166分
キャスト=ムトゥ:ラジニカーント
ランガナーヤキ:ミーナ 他
公開と同時に、日本に一大「マサラムービー」旋風を巻き起こしたスーパー話題作。
当時メディアが、主演のラジニカーント氏を「インドのキムタク」と紹介しており、ものすごく興味をそそられるキャッチコピーでした。
(インドの方の美的感覚に疎かったため、感性の違いを知りたくなりました)
それ以外の前情報なしで観たところ……良い意味で何倍も裏切られました!
いや、本当にラジニカーントさん、カッコ良いいですよ。
日本人の思うイケメンとはギャップがあるかと思いますが、南インドのスーパースターの呼び名にふさわしい存在感は流石!
それに、ミーナさんも大変お綺麗な上ツンデレ役でしたので、すっかり虜に。
たまにインドの神様や女神様の絵を拝見しますが、本当にこのような目鼻立ちのくっきりしたイメージがインド憧れの対象なのだと理解しましたし。
突如始まる群舞も音楽もストーリーの無茶加減も、独特ですがだんだんくせになってきます。
(群舞は、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のような感じ?)
そしてこれ以降、インド料理を食べに行った後、なぜか必ずこの映画を観たくなる現象が()
恐らく、行きつけのインド料理店が、最新PVを流しているせいもあるでしょうけれど……。
(映画と同じく、インドポップスのPVも、大半が音楽と群舞ワンセット)
映画の途中、前/後編のように切り替わるシーンがありますので、2度に分けて観るのも有りかと。
難しい理屈抜きで、気楽に楽しみたい方におすすめです。
ご参考までに。
こちらは、ヒンドゥー教の女神、ラクシュミー様。
(日本では「吉祥天」という名前でお馴染みかと思います)
美と豊穣と幸運を司る女神様で、手から金貨が際限なく溢れていらっしゃる御姿。
嗚呼、ありがたや……(^人^)
左はサラスヴァティー様(弁財天)、右はガネーシャ様。
インドから伝来して日本に定着している神様も多いのですね。