香水 オーデトワレ・コロンなど

世の中には、数え切れない種類の香水があります。

 

だからこそ、丹念に探し続けた末、イメージ通りの香りに出会えた時の喜びは、何にも代え難いほど。

 

間接的に、「自分自身のイメージを伝える」グッズは、あなたの個性を、時を超えて伝え続ける、大切なアイテムになります。

 

お探し中の方も、たくさんの香りを試してみて、あなたのイメージにふさわしいフレグランスに出会えることを願っています。

 

……よろしければ、別項目の「レールデュタン/L’air du tamp」(サイト内記事)もご覧ください。

 



 

同じ香水でも、香りが違う気がする?

 

近しい方とすれ違い、ふと香った時などは、「何を付けているの?」と比較的すぐ銘柄を尋ねられますし、覚えておけば、専門店などで試してみることもできますね。

 

ただし、この2点にご留意を。

 

日本人は比較的体臭が薄いため、それほど大きな差は出にくいのですが、同じ香水でも、 けた方の体質によって若干イメージが変わり、それぞれ個性が出ます。

 

香水は、香料の割合や、付けている時間の長さなどで香りが変化します。

 

※詳しくは、この先にまとめていますので、どうぞご参考ください。

 

 

店頭で香りを選ぶ時は、まず、付箋紙のような、細長いムエット(匂い紙)の先端にサンプルを少量付けてもらいます。

 

そして、2〜3回振ってアルコールを飛ばして(ほとんどの香水にはアルコールが入っています)から、トップノートを確かめてみましょう。(※およそ5秒内くらい)

 

その後、気になるお品を1点だけピックアップして、実際に手首等に付けさせてもらい。

 

時間の変化や全体のイメージを確認しつつ、試着を楽しみましょう。

 

 

香水の試着は、ある程度時間が必要です。

 

試着場所から一旦おいとまし、その日の中で香りの変化を確かめてみて、後日、感想を伝えに訪れるというのも良いかと。

 

 

色々な香りを、一度にあれこれ身体に付けると、香りが混じってしまいます。

 

配合のバランスによっては、時に悪臭にもなり得ます!

 

あなたのイメージに合うものは、慌てずじっくり選びましょう。

 

 

香水の違い

 

香水は、アルコールに溶かした香料の割合(賦香率(ふこうりつ))で、5種類に分けられます。

 

・パルファム(香水/Parfum)

 

・オーデパルファム(Eau de Parfum-EDP-E/P)

 

・オーデトワレ(Eau de Toiette-EDT-E/T)

 

・オーデコロン(Eau de Cologne-EDC-E/C)

 

・オーデサントゥール(Eau de Senteur -EDS-E/S)

 

 

比較すると、このような感じです。

種類

濃度(%)

持続時間

特徴

PFM

15〜255〜7時間香料の濃度が最も高く完成された、最高品質の豪華な香り。

調香師が香りを最も表現したもの。
香料を最も贅沢に使用していて、香りの持続時間も長く、価格も高価。
でも、一滴でも十分効果発揮。

EDP

10〜155時間前後香りの持続時間が5時間ぐらいで、一番『パルファム』に近いのですが、量も価格もパルファムに比べてお得で割安感があります。

EDT

5〜103〜4時間最近人気の香水の中心的存在で、香り立ちのやわらかさが支持を得ています。

賦香率が低く通常3時間くらいで香りが弱まるので、オフィスでの使用や初めて香りを使用する人向け。

EDC

3〜51〜2時間成分としてはアルコールや蒸留水がほとんどで、リフレッシュ効果があり、使い心地に爽快感があります。基本的に香料もシンプルで量と価格が経済的なため全身にたっぷりと使えます。

EDS

3〜51〜2時間アルコールが使用されていない為、肌の弱い方や子供用として。

 

尚、上でご紹介したものとは形状が違うので表からは外していますが、練り香水もございます。
ハードタイプのクリーム状で、持ち運びにはとても便利。

 



 

香りの時間変化

 

様々な性質の香料をブレンドして作られているため、ほとんどの香水は、時間がたつにつれて香りが変化します。

 

呼び方もトップ、ミドル、ラストという3段階のノート(香調)に分けて表現されています。

 

変化のしかたや時間は、濃度や商品によって違いますが、グラデーションのように徐々に変化していきます。

 

 

トップ・ノート: 香水をつけて10分くらいの香り 

 

ミドル・ノート: つけて10分〜2時間位の香り

 

ラスト・ノート: 大分時間が経って消えてしまうまでの香り

 

 

トップ=第一印象 ミドル=メインとなる香り ラスト=余韻

 

 

女性向け・男性向けの見分け方

 

一般的に、女性用の香水には品名しか表示されておらず、女性用とは特に書かれていません。

 

これに対して男性用の場合は、品名の下に例えば《for Men》または《Pour Homme(プールオム)》などと表示されていることが多いです。

 

また、メンズブランドの場合は、逆に女性用に対して《for Woman》または《Pour Femme(プールファム)》と表示されています。

 

言語表記

男性向け

女性向け

英語for Men または for Himfor Woman(for Women) または for Her
フランス語Pour Homme または HommePour Femme または Pour Elle(プールエル)
イタリア語Per Uomo(ペルウォモ) または Per Lui(ペルルイ)Per Donna(ペル ドンナ) または Per Lei(ペルレイ)

 



 


 
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