不器用は職人にとって最高の才能

腕のいい職人のじいさんが言ってた事があるよ。

 

 

「不器用は職人にとって最高の才能」って言う事。

 

そのじいさんは他の職人に比べて不器用だったのでとにかく頭を使って

 

不器用をカバーしたんだと。

 

 

モノと人と道具の関係を様々な角度から見て考えて道具を作り工程を工夫した。

 

モノと人と道具の関係が良ければ人の器用不器用は関係ないんだと。

 

 

とにかく「頭を使って考えろ。」ってのが口癖だよ。

 

 

あと、「狙う」って言う動作というか行為を楽しんでいる人が

 

昔の職人には多いと思うよ。

 

趣味的な事ではゴルフとかボーリングがやたらと上手かったり

 

写真の撮る腕がプロ並みの人ってのもいた。

 

 

「砂山にスコップを投げてまっすぐ突き刺さるか?」みたいな下らない事でも

 

みんな一生懸命競争してたそうだ。(笑)

 

 

そんな職人の気質や腕に出会った時には尊敬しつつもナメてかかって

 

憎まれ口の一つでも言うんだけど

 

相手はたいがい笑ってるよ。

 

 

技術屋でメシ食うんだったら、職人達と上手に付き合えるほど技術屋の腕も上がるよ。

 



 

 

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