Maire Brennan/モイア・ブレナン(モイヤ)
《Maire Brennan/モイア・ブレナン》
1952年8月4日生まれ
ジャンル: エスニック・ポップ、アイリッシュ・フォークソ
ング、クリスチャン・ミュージック 他
所属グループ: Clanad/クラナド (女性Vo.)
拠点: アイルランド
Album“Maire/アイルランドの風”(1992年)
アイリッシュトラッド・グループ Clanad/クラナド のボーカリスト。
歌に限らず、ハープ等、多彩な演奏者でもあります。
国内で紹介するなら、やはりEnya/エンヤ のお姉さんというと馴染みやすいでしょうか。
(Enyaは三女 Maireは長女)
初のソロ・アルバム“Maire/アイルランドの風”は、発売当初ジャケ買いしたアルバムの1枚で、反動でものすごく惚れ込んだ、思い入れのある逸品。
全曲聴き終わってからプロフィールを知った訳ですが、その関連からClanadの方も聴いてみたくなり、グループの方もお気に入りに。
例えるなら……Enyaが澄み渡る風、Maireは風や日の光を懐に抱く、緩やかな丘陵のイメージ。
スタイルは違っていても、どちらも同じ場所から、優しく手招きしてくれている気分。
上の写真は手持ちのアルバムですが、悲しいかな、余りにも出し入れが激しく、裏側が変色(泣)
(表側に損傷がないだけでも、良しとしましょう)
ゲール語の響きに癒されたという背景的には収録曲“Oro”を推します。
しかし実は、ネコノヒゲのツボはこちらの“Against the Wind”。
一応、自分なりに一部でも改善しようと試みた時期もあったのですが。
ネコノヒゲ、どう頑張っても「相手が強き者だろうと関係なく、我を通して意見を変えない」というライフスタイルを変える気になれない性分のようです。
自身でも扱い辛いことこの上ありませんし、意見が衝突するたびに一応は悩んだり、場合によっては普通に落ち込んだりもしますので、この性分が自分にとって幸福なのか不幸なのかは、現段階では分かりません。
でもこの楽曲は、そんなネコノヒゲを支える影の応援歌のひとつ。
こちらで紹介しているアルバムは現在かなり入手困難ではありますが、音楽一家が織り成す温かみのあるハーモニーの素晴らしさを体感する逸品です。