Field of Dreams/フィールド・オブ・ドリームス
1989年公開
製作国=アメリカ
監督/脚色= フィル・アルデン・ロビンソン
時間=107分
キャスト=レイ・キンセラ:ケヴィン・コスナー 他
亡くなった父親の事で、心の片隅に後悔を残す、とある貧しい農家の主、レイ・キンセラ。
ある日ふと、自分のとうもろこし畑で、謎の啓示=「声」を聞きます。
“……If you build it, he will come.(それを作れば、彼が来る)”
それ以降、レイ・キンセラは狂ったように、とうもろこし畑(※彼の一家全ての生活を支える、唯一の畑)を潰し。
作ってしまったのです……「野球場」を1つ。
何に使うあてもない、草野球レベルの私設野球場を。
細々ながらも収入源だった畑と引き換えに。
最初のあらすじを聞いた時点での、個人的な感想。
意味不明です。
むちゃくちゃです。
もしもネコノヒゲがレイ・キンセラの家族だったら、畑を潰した時点でキレてフルボッコです。
アホかと。
バカかと。
荒唐無稽なあらすじの段階で相当引いたので、失礼ながら映画館には足を向けませんでした。
……が、後日DVDで鑑賞した時、心底後悔。
その後展開されたファンタスティックな世界ときたら、タオルハンカチ持参で行くべき映画でした。
野球好きなら、なおさら純粋に共感できるストーリーではないでしょうか。
夢の詰まった映画です。
疲れた日常に、一服の清涼剤。