Detroit Metal City / デトロイト・メタル・シティ
2008年公開
製作国= 日本
原作= 若杉公徳
監督= 李闘士男
時間= 104分
キャスト= 松山ケンイチ、加藤ローサ、秋山竜次、細田よしひこ、
松雪泰子、宮崎美子
「デスノート」で完璧な「L」役を演じた松山ケンイチ様が、今度は全くタイプの違う根岸君=クラウザーさんに。
その上、ジーン・シモンズ様が敵役でご出演。
……という事で、楽しみにしていた作品です。
この映画で、松山ケンイチ様の「憑依型俳優」と表現される実力に改めて驚かされたのと、ジーン・シモンズ様のカリスマオーラがご健在でしたので、「おもちゃ箱」入りとなりました。
原作のある作品は、原作ファンの方のイメージが確立されているかと思います。
ですから、非常に放送しにくい文言が多用された、原作の歌詞の事も含め、監督の采配も難しいでしょうし、役者さん的にも演じにくそうだな……と素人考えの範囲で心配していましたが、良い方向に裏切って頂けました。
母体はギャグですので、細かい無茶には目くじら立てず素直に楽しめますし、「四国から来たクラちゃん」にちょっと感動もあり。
お母様役は、朝の連続テレビでもご活躍だった、宮崎美子様。
こちらも流石の存在感です。